出版社内容情報
◆京都新聞連載の好評漫画から発展◆
視線を落とし、虫の目になって歩いてみると、
今まで見えなかったものがよく 見える――京
都在住のマンガ家が描いた、ひとあじも、ふ
たあじも違う京都。 京都御苑のカメ、山里で
吹く指笛、町屋の格子の赤色、嵐山の人形
たち、雨に 舞う鞍馬火祭りの炎・・・・・・。先祖
代々からの京都人たちに好評を博した京都
新 聞連載マンガ(2000年10月から2001年10
月まで)に「書き下ろしイラスト」と 地図・「エッ
セイ」をたくさん入れて、初めて訪れる人たち
にも親しんでもら える、<ほっこり系>の京
案内が出来ました。
内容説明
人の目でもなく鳥の目でもなく虫の目とほんの少しの好奇心で歩いてみると…京都新聞連載マンガと書き下ろしイラスト&エッセイで誘うひとあじ違う京の愉しみかた。
目次
虫の町
ストレンジャーイン京都御苑
秋の桜の話(予定)
火と水
木を伐る
十一月のクリスマス
木の実を食べる
ハト危機一髪
真夜中のファミレスで
空にいる猫〔ほか〕
著者等紹介
おがわさとし[オガワサトシ]
1962年京都生まれ。その後各地を転々とする。中学三年からは再び京都、今にいたる。京都大学教育学部卒。1997年「水の下の千の夢」(『ビッグコミックスピリッツ増刊』掲載)でデビュー。その後『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)などに短編マンガを思い出したように発表。恩田陸『ロミオとロミオは永遠に』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)表紙絵などイラストレーションも手がける。現在、京都精華大学ストーリーマンガコース専任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。