ル・シネマ―映画の歴史と理論

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ル・シネマ―映画の歴史と理論

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  • サイズ B6判/ページ数 148p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788508262
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C1074

出版社内容情報

20世紀のオペラ<映画>、その神話的創造の意味と転生への招待。人は映画を見るとき何を見るのか? この体験の本質を、確かな理論的まなざしによってとらえながら、映画の歴史、個々の映像作家と作品の特性に即して明快に語った極上の映画論。

内容説明

映画は、夢なき世界の夢。虚構のなかの真実、真実のなかの虚構。スクリーンの英雄たちの魔術をこのうえなく深く、しかもこのうえなくコンパクトに語る。

目次

1 歴史―映画作品の歴史的多様性(映画の誕生;サイレント映画の主な諸傾向;トーキーのクラシック映画;ヌーヴェル・ヴァーグと現代映画)
2 理論―イマージュの威力とその魔的な魅力の喪失(イマージュの現実;現実のイマージュ;イマージュの繁茂に脅かされる映画)

著者等紹介

三好信子[ミヨシノブコ]
1943年中国に生まれる。明治大学文学部卒業。フランス政府給費留学生としてパリ第八大学修士取得。1970年よりパリ在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gorgeanalogue

4
再読。映画におけるイマージュと世界の紐帯と緊張をめぐるフランス映画美学のこの上もない入門書なのだが、短く濃縮された文体なので、読み落としがいっぱいあったし、まだあることだろう。アンドレ・バザンとかをきちんと読んでいないと著者の立ち位置は見えにくいかもしれない。でも一読するだけでも映画美学の体系の中心的な問題に触れることができる(ような気になる)。2019/03/19

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