成熟と近代―ニーチェ・ウェーバー・フーコーの系譜学

個数:

成熟と近代―ニーチェ・ウェーバー・フーコーの系譜学

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 410,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788508217
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ニーチェの継承者としてのウェーバーとフーコー。近代思想・哲学界の三巨星が「成熟」をめぐる理論化の伝統のなかに新たな相貌を現す。ヘーゲル、マルクス、ハーバーマスの「正統的」批判しそうに対峙する<批判としての系譜学>を打ち立てる大胆な試み。

内容説明

19世紀末~20世紀思想界の巨星ニーチェ、ウェーバー、フーコー。本書はその方法論、近代認識、政治と倫理の構造的連関を正面から追究する。近代における「成熟」はカントの啓蒙に始まるが、ニーチェはこれを「道徳的自律」にすぎないと批判し、超越的権威=神を喪った時代における「道徳外的自律」の可能性を力説した。ニーチェの「成熟した個人」は価値目標としてウェーバー、フーコーへ継承された。ヘーゲル、マルクス、ハーバーマスの正統的批判思想に対峙する「批判としての系譜学」の挑戦。

目次

第1章 カントと成熟の問題
第2章 批判の変容―ニーチェと系譜学
第3章 近代性の系譜学―ニーチェ・禁欲主義・ニヒリズム
第4章 「超人」の政治―ニーチェ・成熟・近代
第5章 文化科学としての系譜学―ウェーバー・方法論・批判
第6章 近代性の系譜学・ウェーバー・禁欲主義・脱呪術化
第7章 「人格」の政治―ウェーバー・成熟・近代
第8章 歴史的存在論としての系譜学―フーコー・方法論・批判
第9章 近代性の系譜学―フーコー・人間主義・生‐政治
第10章 批判の政治―フーコー・成熟・近代