出版社内容情報
遊びをせんとや生まれけん…赤ん坊はことばを覚えるいとまもなく遊び始める。この遊びがその後の発達にとってもつ決定的な重要性--いかに想像力を解放し,認知と情緒の発達をうながし,創造的な人生へと導くかを事例と実験観察から説得的に示す。
書 評
「週刊読書人」97.7.4 友定啓子氏評
「出版ニュース」97.6下
京都新聞 97.6.1
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【関連書籍】
『 まなざしの誕生 〔新装版〕』 下條信輔著 (定価2310円 2006)
『 子どもの認知発達 』 U・ゴスワミ著 (定価3780円 2003)
『 創造力 』 S・アリエティ著 (定価4725円 1980)
内容説明
想像から創造へ。子どもの想像力はどのように育つか。“ふり遊び”とファンタジーの魔力を明かす。
目次
1章 子ども時代の遊びの追憶
2章 想像力―可能性の世界
3章 ふり遊びの始まりと赤ちゃんの遊び
4章 想像遊びのもっとも盛んな時期
5章 空想の遊び友達と想像の世界
6章 遊びを通しての認知発達と情緒発達
7章 想像遊びのための環境づくり
8章 テレビ視聴と想像力
9章 治療としての遊び
10章 想像遊びが潜行するとき―児童期のファンタジー
11章 創造的な大人へ向けて