内容説明
下を向いて歩こう!鳥・花・魚、名所旧跡、特産品からゆるキャラまで、ご当地を彩るデザインマンホ~ル553枚。
目次
1 マンホールの世界へようこそ
2 ご当地マンホール(城;文化財 ほか)
3 花鳥風月なマンホール(ブリ・コイ・カツオ;魚・海の生き物 ほか)
4 謎蓋・シリーズマンホール(ふじの市商店街星座シリーズ;モザイクタイルシリーズ)
5 マンホールグッズ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
134
図書館本。地方自治体が管理するマンホールは、特産品や名所などがデザインされており、その地域の特色を深く知ることができる存在。本書は、全国に約1400万枚設置されているマンホールの中から厳選した553枚を紹介。普段なかなか見ることのできない製造工程からは、作り手のこだわりや熱い想いが。個性豊かな意匠の数々は、何回も眺めたくなる美しさで惚れ惚れする。そんな芸術品に魅せられたマンホーラーにより、サミットなどのイベントも定期的に催されているとのこと。私も今後は上ではなく、下を向いて歩くようになってしまいそう(笑)2020/07/16
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
104
マニアによって集められた路上のアート=マンホールの大図鑑。意識の片隅で「なんか面白そう」と思ってはいたけれど、想像を遥かに超えて奥行きのある世界でした。全国に約1400万枚設置されているというマンホールの蓋。地方自治体が地元愛を込めて創った意匠の数々……名所旧跡や特産品、さらに最近はご当地のゆるキャラまでも。仕組みや探し方、撮影テクも紹介。『マンホールサミット』『マンホールナイト』『下水道展』の3大イベントにいつの日か参加してみたい気もするけど、路上の観察眼を鍛えなくては返り討ちに合っちゃいそう(笑)。2015/11/07
なる
35
街のシンボルを収集する、というコレクター的な意味でマンホールカードなんかも俎上に上がることが多い。さすがにミュージアムの次にマンホール、ということは考えていないけれど、ミュージアム巡りをするなかでマンホールカードを入手する機会が多くあり、じゃあマンホールってどんだけの種類があるのか、と興味を持ったタイミングで出会った。寺社にお城にご当地キャラまで、地域の特色を伝えるためにデザインされたマンホールを紹介する。マニアによる撮影方法などの解説も面白い。マンホールの作り方に関してまで解説しているのはさすが。2023/12/14
る*る*る
30
ソフトカバーで薄い本書。でも、「図鑑」と名乗るに適したまとめ方で多くのデザインマンホールを紹介。デザイン柄にまとめられ、写真も見やすい。こんなにも凝ったデザインに驚く✴︎都道府県別の索引表もあったら、より見やすいな〜♪ 土産品の紹介ページも楽しい。また、知らなかった世界を知ってしまったよ…(☉౪ ⊙)これ、私は旅本棚に!2015/10/24
鯖
26
世界中のさまざまなマンホールを集めた図鑑。ほええ。いろいろあったけど、QRコードはやりすぎだし、すぐにつぶれちゃうだろうし、細かすぎるものよりは二色刷くらいに押さえた感じの、シンプルなデザインがいいなあ。高知のウミガメが好き。マンホール「女子」がへこむのは写真を撮ろうとしたときに、ガムが貼り付いていることだそう。それは確かにへこむだろうとしみじみマンホール「女子」に同情する。歴女だの、御朱印ガールだの、その手の呼称が嫌いです。(個人の感想です)2015/10/19