京都大学人文科学研究所研究報告
コミュニケーションの自然誌

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  • サイズ A5判/ページ数 499p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788505865
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3040

出版社内容情報

 ひとは会話というコミュニケーション世界にいかに関与しあっているのか,その一般的な記述の視点と枠組を,発話をともなう社会的相互作用への微細なまなざしを通して明らかにする。

書 評
 「週刊読書人」97.7.25 紹介 内堀基光
 「週刊読書人」97.6.20 書評 橋元良明
 「日本語学」 97.5月号 書評 相澤正夫
 京都新聞 97.4.27 紹介
 「週刊読書人」97.12.26 好井裕明氏評 特集 1997年回顧社会学

内容説明

「こんな誤解や齟齬があったのか」…いままで気づかなかった誤解や齟齬に相互が気づいたとき、われわれは新たな出会いと自己変革の現場に立ち会っている。この異化経験をともなうコミュニケーションの生きた現場をみすえ、会話分析による具体的な事例と学際的研究成果を駆使して、コミュニケーション論につきまとう通信伝達モデルを超えて、「外部」に開かれたコミュニケーションをめざす。

目次

1 コミュニケーション理論の余白に(伝達・対話・会話―コミュニケーションのメタ自然誌へむけて;情報・規則性・コミュニケーション―シャノンとベイトソンの対比を手がかりに ほか)
2 会話のつらなりのなかへ(だれそれはしかじかであることを知らない―会話における異化経験と関与;終助詞の局所的情報処理機能 ほか)
3 語り手はどこにいるのか(ユニゾンにおける伝達と交感―会話における「著作権」の記述をめざして;アイロニーとコミュニケーション・チャネル ほか)
4 見える相手・見えない相手(関係と交渉のプラグマティックス;相互行為における「打ち切りのストラテジー」 ほか)