出版社内容情報
心の座ははたして脳にあるのか? 脳をもつ動物は心をもっているのか? それとも,人間の脳は「超脳」とでも呼ぶべき特別のものなのか? この古くて新しい問いが現在どこまで解明されたのかを親しみやすい語り口で説いた脳研究最前線へのいざない。
目次
プラットホームのメンバーたち(脳を構成する主要素;神経系の可塑性と障害からの回復;脳の発生と誕生までの発達 ほか)
2 プラットホームのメディアたち(痛みと脳自身がもつ阿片;神経伝達物質 ほか)
3 フィールズ・オブ・プラットホーム(大脳辺縁系;視床;大脳基底核 ほか)
4 プラットホーム・アクシデンツ(アルツハイマー;認識、行為を失う ほか)
5 プラットホームにて(記憶の痕跡を求めて;ペンフィールドの劇的な実験というもの;そもそもの発端 ほか)