社会心理学ショート・ショート - 実験でとく心の謎

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社会心理学ショート・ショート - 実験でとく心の謎

  • 岡本浩一
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  • サイズ B6判/ページ数 217,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788502291
  • NDC分類 361.4

出版社内容情報

 代表的な研究のねらい・理論・実験手続き・結果を,軽妙な筆致で楽しく読むうちに理解させてくれる大好評の本。周到な記述,必要十分な図表,手続きを明解に図示したチャート,ていねいな文献案内によって,テキストとしても好適です。

 ヒットラー率いるナチの、第二次世界大戦中のユダヤ人に対する残虐行為は、歴史の記憶に新しい。政府の管理化に強制収容所が整然と運用され、罪もないユダヤ人が大量に殺されていったのである。
 スタンレー・ミルグラムは、ユダヤ系米国人である…中略…彼は考えた。確かにあの大量殺戮を企図したのは一人の「狂った」人間であったかもしれない。しかし、あのような残虐行為が、長期間、しかも組織的に行われ得たのは、多数のごく普通であるはずの各施設の兵隊たちが、良心に耳をふさぎながら、命令に盲従しつづけたからに他ならない。人間とは、それほど命令に弱いものなのだろうか。(本文より)

まえがき
*個人と集団
 1同調の古典的パラダイム/2実験室のナチズム/3模擬監獄の人間模様/4衆人監視のパラドックス/5社会的手抜き
*認知的不協和理論
 6入会儀礼の秘密/7禁じられたオモチャのパラダイム/8報酬の見えざるパラドックス/9フット・イン・ザ・ドア・テクニック
*対人魅力
 10コンピュータ・デートでも類は友を呼ぶ/相互魅力のゲイン-ロス効果
*情動二要因理論
 12人はドキドキしていると気にはほれやすい/13幻の動機/14逆の偽薬効果/15割り引かれた罪悪感
*攻撃的行動
 16攻撃性の二次元/17テレビの暴力を幼児は学ぶ/18核の冷戦のシュミレーション
*さまざまな態度変化
 19リスキー・シフト/20態度の極化/21集団決定の安全主義シフト
*実験的社会心理学の倫理的側面
 22だまされた被験者とだまされなかった被験者
スタディー・ガイド

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 【関連書籍】
 『 交通事故はなぜなくならないか 』 ジェラルド・J・S・ワイルド著 (定価3675円 2007)
 『 リスク・マネジメントの心理学 』 岡本浩一、今野裕之編著 (定価3675円 2003)
 『 人間 この信じやすきもの 』 T・ギロビッチ (定価3045円 1993)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

9
一つ一つが一話完結になっていて、また、仮説→実験→考察と同じ構成になっているので、凄く読みやすい。知っている実験もあったが、改めて人間心理の不思議さを感じた。2018/07/01

in medio tutissimus ibis.

4
幾つかの実験は知っていたが、それは結果だけの話で、まるで理論は知らなかったことにようやく気が付いて自分のもの知らずさに驚く。丗年以上前の出版時点で古典的とされる実験を紹介する本なので、現在では否定されているものもあるのかもしれないが、勉強になったように思う。ゲイン―ロス効果ってこれツンデレだよね……ラブコメで主人公が何だかんだで最初から好感度の高い幼馴染を差し置いてぽっと出の第一印象最悪なメインヒロイン/ヒーローを選んでしまう現象が科学的に実証されていたとは……。2018/03/07

らっそ

1
古い本なのでちょっと躊躇したが、社会心理学の実験は時代の古いものの方が、斬新な実験が多いという先生のコメントを聞いて読み始める。事件の概要とコメントが続くので読みやすかった。が、あまり知りたくない心の働きを突きつけられているようで怖くなった2014/09/04

のねこ

1
心理学の本にありがちなぼんやりした内容じゃなくて、きちんと実験の方法や結果が書かれているから好感が持てた。それなのにわかりやすい。2013/01/23

ちくわくわく

1
高価なお菓子を小分けにして少しずつ味わえた感じでした。分かりやすかったし、面白い。2011/10/25

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