内容説明
フランスで絵を学び、中国の革命時代、辺境に流され、21年の時を経て復活する。白い原稿用紙と詩を書く自由以外になにも求めなかった中国現代詩人の物語。
目次
序章―一九七九年、九二年
農民の憂鬱―一九一〇年~二八年
少年行―一九二八年~二九年
あるナザレ人の死―一九二九年~三四年
日中開戦の前後―一九三五年十月~三七年十一月
流亡と抗戦―一九三七年十一月~三八年十一月
開戦前後の艾青の詩―一九三五年~三八年
桂林―一九三八年三月~三九年七月
新寧に隠されていたとき―一九三九年九月~四〇年五月
重慶―一九四〇年六月~四一年二月
延安―一九四一年二月~四八年初め
北京―一九四九年一月~五七年九月
終章―一九五七年~
著者等紹介
宇田禮[ウダレイ]
本名・阿部俊明。東京外語卒。中国近代詩研究・詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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