内容説明
フィリピンの女たちは、日本の男たちの愛の言葉を信じ、愛の形は完了したが、実は二重結婚であるかもしれない。子どもが誕生、女と子どもを捨て、男親に見放されJFCは二万人。貧困のなかで物を売り、通学。戦時中から現在に続く日本人のアジア蔑視。たくましいフィリピン女。男に踏みにじられても自立への道を歩む。
目次
1章 港の女
2章 リンダとユキオ
3章 アリサの青春
4章 リナの秘密
5章 ハポンの父
6章 エバの狂気
7章 リナの追及
著者等紹介
石田甚太郎[イシダジンタロウ]
1922年福島県生まれ
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