内容説明
トルコに生れ、ロシアに没した天与の詩人ナーズム・ヒクメット。トルコ第一の国民詩人と称賛されながらも、人間味あふれる詩魂ゆえに17年の獄中生活、のちに国外亡命。詩句は全世界で愛唱され、原爆の悲劇を唄った「死んだ女の子」は日本であまりにも名高い。詩人に出会った生き証人・中本信幸氏の編訳による珠玉の詩の数々。
目次
ケレムのように
一月二八日
太陽を呑むものたちの唄
空色の眼の巨人
郷愁
うた
眼
二〇世紀
狭心症
ポール・ロブソンに〔ほか〕
著者等紹介
中本信幸[ナカモトノブユキ]
神奈川大学教授。1932年栃木県足尾に生れる。1955年東京外国語大学ロシア語科卒業。1961~62年モスクワ大学留学。ロシア文学、演劇専攻。チェーホフ、シェイクスピア研究
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