目次
太行の麓をしのんで―生体解剖
特移扱―細菌実験のための拉致、逮捕
生地獄―防疫給水部の仮称にかくれて
無住地帯
陰謀―衛河の決壊
ア弾―毒ガス弾の使用
放火―母子もろとも農家を焼く
労工狩り―強制労働のための農民拉致
三光―殺光、焼光、略光（殺しつくし、焼きつくし、略奪しつくす）
「聖戦」とは？―正月用の酒肴を集める部落掃蕩
皇軍の家庭第五中隊―日本軍隊の暗黒面
暗殺―情報争奪の泥仕合
挑発―山海関事件の真実
一検察の告白
心境の落ち着くまで
誰がおらあに字を教えてくれたのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カープ坊や
8
中国を侵略した 日本軍兵士による 懺悔の告白集。生きている中国人の方々を人体実験で解剖する様子、各地で殺戮 略奪 強姦を繰り返してきた様子など 実際の当事者である日本軍兵士の告白だけに生々しい。 従軍慰安婦にしても ７３１部隊にしても 南京大虐殺にしても 加害者である日本軍兵士の証言が多数あるにも拘わらず証拠がないと歴史を捏造する 橋本府知事や百田尚樹逹。誰もが目をつぶりたい日本の負の歴史なれど隠蔽せず 若者逹に事実を伝え 同じ過ちを繰り返さないように教育する事が将来の日本のためになると思う。 2014/03/20
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