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日本の作家
残照の中の巨樹 正徹

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787970237
  • NDC分類 911.142
  • Cコード C0395

内容説明

応仁の乱を前にして、王朝時代の残照が今にも消えようとする中に立つ巨樹、正徹。「幽玄」の理念を核に王朝和歌の伝統を継承したその作品は、難解だが魅了され心に残る。市井の庵を拠点に、生涯に三万余首の和歌を詠んだとも言われる、この特異な中世歌人の姿をあざやかに描き出す。

目次

序章 吉野山はいずれの国ぞ
第1章 幼少年時代
第2章 了俊の弟子として―二十代の正徹
第3章 出家から旅へ―三十代の正徹
第4章 招月庵主として―四十代の正徹
第5章 草庵焼失・勅撰和歌集不入―五十代の正徹
第6章 晩成の日々へ―六十代の正徹
第7章 名士としての最晩年―七十代の正徹
第8章 『正徹物語』の世界
第9章 『草根集』の世界
終章 没後のことなど

著者等紹介

村尾誠一[ムラオセイイチ]
昭和30年8月10日東京都武蔵野市に生まれる。昭和54年3月学習院大学文学部国文学科卒業。昭和62年3月東京大学大学院博士課程満期退学。東京外国語大学外国語学部教授。専攻は、中世和歌文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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