目次
第1章 イメージへの挑戦(アニメ化される「風の又三郎」;「注文の多い料理店」の絵本化に関する三つの考察―不確定箇所の再創造を中心として;「ものがたり」から生まれる絵本―宮沢賢治「なめとこ山の熊」を軸として ほか)
第2章 宗教から家族へ(野村美月「“文学少女”」シリーズ―「銀河鉄道の夜」から飛躍する文学少女;橋本紡「半分の月がのぼる空」における宮沢賢治作品の受容;「銀河鉄道の夜」のアダプテーション―『輪るピングドラム』を軸として ほか)
第3章 「科学」と「命の循環」(「氷河鼠の毛皮」と批判的技術主義―高橋源一郎『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』・木内達朗『氷河ねずみの毛皮』の受容から;大江健三郎「革命女性」における「農民芸術概論綱要」の再創造;「なめとこ山の熊」と進化論―新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」の再創造からの逆照射 ほか)
著者等紹介
大島丈志[オオシマタケシ]
1973年12月11日東京都に生まれる。2003年9月千葉大学大学院博士課程社会文化科学研究科日本研究専攻修了。専攻:日本近現代文学。学位:博士(文学)。現職:文教大学教育学部学校教育課程国語専修教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。