目次
１ 冒頭歌群
２ 『紫式部集』の歌群配列
３ 離別歌群
４ 結婚期の歌群
５ 寡居期の歌群
６ 出仕期の歌群
７ 晩年期の歌群と家集の編纂
著者等紹介
廣田收［ヒロタオサム］
１９４９年大阪府豊中市生まれ。１９７３年３月同志社大学文学部国文学専攻卒業。１９７６年３月同志社大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。専攻／学位は古代・中世の物語・説話の研究／博士（国文学）。現職、同志社大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はちめ
6
著者の関心は和歌そのものではなく紫式部集がどのように作られたのかという成立論なので、和歌そのものの解釈は豊富ではない。入門書としてはレベルが高いが、他の学者の説も丁寧に紹介されており、今後、紫式部集を読む上において参考になる。ただ、気になるのは、テクニカルタームをひとつひとつ英単語に言い換えて記載してあるのはなんの意味があるのだろうか。厳密な言い換えにもなっていないし、何しろ読みにくいと思うのだが。☆☆☆☆2022/05/05
