内容説明
人間論・政治論・恋愛・住居論・心理など幅広い分野の話が収められている、日本三大随筆の一つ『徒然草』。その中から現代人にも役に立つエピソードを選び、原文とわかりやすい口語訳・解説で紹介。
目次
第1章 処世術をつかむ(兼好さんに学ぶインスピレーションを高める方法;兼好さんに学ぶ恋愛の作法 ほか)
第2章 成功の方程式(兼好さんに学ぶ無知の知;ある男に学ぶ身の処し方 ほか)
第3章 歴史に学ぶ心(人の噂の恐ろしさ;ウソの多い世の中を生きる知恵 ほか)
第4章 良く生きるための珠玉の四話(一つのミスで全てが台舞しになる;本当の気配りとはどのようなものか ほか)
著者等紹介
濱田浩一郎[ハマダコウイチロウ]
1983年大阪府高槻市に生まれる。2006年皇學館大学文学部国史学科卒業。2008年皇學館大学大学院文学研究科博士前期課程修了、修士(文学)。大阪観光大学観光学研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mihoko
4
無知だからか?!原文、なに言ってるのかほぼ解らず。翻訳してもらい、濱田先生解説でなるほど💡と。すべての徒然草内容を網羅していないけれど吉田兼好さんがこんなこといってたんだな!とわかる。日本三大随筆中、私は枕草子が1番いとをかしだった。次、方丈記。兼好さんごめんなさい(>_<)2021/11/19
ロバーツ
0
本書を手始めに徒然草を読んでいきたい。2020/08/10
荏苒 byn
0
オリジナルは全243段だが、本書は、全34。本書の分類全4章は、処世・成功・歴史・良く生きる(概)。超訳なるものに、疑問。長い解説より、段数を増やす方が。各段のタイトルに「兼好さんに学ぶ」が多すぎ。段番号を目次に入れるか、索引が必要。何か、各種物足りない。★★2018/09/03