内容説明
江戸時代、バテレン追放令により国外へ追放された人々がいた。異国の地にあって誇り高く生きた「じゃがたらお春」の人生を、当時のバタヴィアや、ヨーロッパに日本ブームをもたらしたケンペルの残した記録などを元に鮮やかに描き出す。
目次
1 エンゲルベルト・ケンペル
2 東インド会社とバタヴィア
3 マダム・シモンス
4 はる(マダム・シモンス)の家族
5 ピーテル・クノル夫妻
6 はるとコルネリアのその後
7 ケンペルと総督ヨハネス・カンファイス
8 むすび
著者等紹介
白石広子[シライシヒロコ]
1944年4月28日大阪市に生まれる。2001年3月学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。2003年3月学習院大学大学院日本語日本文学科修士課程修了。専攻は日本語教育。現職は近世異文化交流史研究家・講演活動・生涯教育講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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