新典社研究叢書
うつほ物語と平安貴族生活―史実と虚構の織りなす世界

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787942692
  • NDC分類 913.34
  • Cコード C3395

目次

第1部 男性貴族の官職(『うつほ物語』の官職―氏族別の公卿の輩出状況;藤原仲忠の内大臣辞退をめぐって―『うつほ物語』成立時期における大臣任命状況から;民部卿源実正と侍従源仲澄の人物造形―在任状況という視点から;源実忠の中納言昇進人事をめぐって)
第2部 皇妃(「まかなひの女御」の虚構性―「内侍のかみ」巻の恋愛模様;続「内侍のかみ」の恋―朱雀院と俊蔭の娘の贈答歌の解釈をめぐって;女御宣下と牛車宣旨―「国譲」巻の立坊争いをめぐって)
第3部 年中行事(『うつほ物語』と年中行事;賭弓の還饗における垣間見―源仲頼の断ち切れない思い)
第4部 通過儀礼(『うつほ物語』と通過儀礼;幼女の「裳」着用をめぐって―仲忠のいぬ宮養育姿勢;服喪期間と喪服の色―実忠と北の方のそれぞれの思い)

著者等紹介

松野彩[マツノアヤ]
1976年9月東京都に生まれる。1999年3月学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。2010年3月東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程単位取得退学。専攻・学位、日本文学(中古)・博士(文学)。現職、国士舘大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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