目次
第１部（日本近代小説の出発―「春水人情本」からの展開における『当世書生気質』の位置；森鴎外『舞姫』について―「春水人情本」との関連において；樋口一葉の文学について（１）―「学問」による身分差を視点として
樋口一葉の文学について（２）―「春水人情本」との関連において
正岡子規と小説―「春水人情本」との関連を中心として）
第２部（夏目漱石『こゝろ』私記―「明治の精神」にふれて；谷崎潤一郎における古典継承―作品『蘆刈』を一例として；芥川龍之介の初期歴史小説について―『運』を中心として；芥川龍之介『羅生門』についてのノート）
第３部（追説―江戸小説・春水人情本と『源氏物語』―未翻刻資料『和可邑咲』を中心として；春水とリチャードソン―江戸小説・人情本の展開における）
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