目次
菅原孝標女の和歌―その類似表現
『更級日記』と物語創作―記されない意味
『更級日記』の作品空間と夢―虚構と存在把握
孝標女の変容―『更級日記』再出仕記事を読み直す
『更級日記』上洛の記の一背景―同時代における名所題の流行
『更級日記』論にむけて―「荻の葉」の段から考える
読書家の日記としての『更級日記』―英語圏における『更級日記』研究の歴史と問題点
儀式・先例からみた藤原頼通
日記作者としての孝標女と「唐后」
浜松中納言物語の表現―更級日記「といふ」表現を起点として
『浜松中納言物語』における「さんいう」の霞―その形成する空間と物語機能
『浜松中納言物語』から『とりかへばや』へ―菅原孝標女の表現世界の継承
『更科日記』と『夜の寝覚』―物語の成立と日記
『夜の寝覚』における夕顔物語引用の方法―「身分違いの恋」という装い
孝標女の物語―『夜の寝覚』の世界
著者等紹介
和田律子[ワダリツコ]
昭和24年8月11日東京都武蔵野市に生まれる。現職、流通経済大学助教授
久下裕利[クゲヒロトシ]
本名、晴康。昭和24年5月7日東京都杉並区に生まれる。現職、昭和女子大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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