内容説明
就学、就職、結婚、子育て…発達障害のひとのライフサイクルに寄り沿った支援のすべてが、この1冊でわかります!
目次
第1章 ADHD・ASD・LDの基本知識(注意欠如・多動症(ADHD)
自閉スペクトラム症(ASD) ほか)
第2章 ライフサイクルに沿った具体的な治療と支援(注意欠如・多動症(ADHD)
自閉スペクトラム症(ASD) ほか)
第3章 発達障害と二次障害・関連問題とその治療的アプローチ(二次障害・関連問題とは何か;気分障害 ほか)
第4章 支援に役立つ知識(発達障害に関する診断書・意見書の種類と書き方;特別支援教育時代の学校制度 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
10
192ページで3000円+税ではページ単価高すぎる!と思ったけれども執筆陣が豪華で内容も濃い。タイトル通り乳幼児から大人に至るまでの発達障害支援について基礎から最近の動向まで書いてある。鑑別のポイントと具体的な支援方法、学校制度や就労支援、日常生活での自己管理、親からの自立、仲間作り、そして結婚。二次障害とその周辺問題の治療、薬剤の使い始め、やめどきの見極め方などなど多岐にわたる。執筆者が34人と多いせいか書く人によってニュアンスが違うよ!と思う箇所もあったが、ガイドブックとして参考になった。2018/11/28
空白少女
0
ADHD、ASD、LDについてそれぞれの障害と支援、二次障害について書かれている。支援に関しては幼児期・学童期、思春期・青年期、壮年期・老年期(成人期)といった発達段階に分けられているので、非常に丁寧に作られた本だと感じた。また、二次障害についてもその疾患や問題の解説から支援について書かれており、これらの発達障害の支援について知りたい人にたいへんおすすめできる。2022/05/17