内容説明
タンデムマス・スクリーニングの概要と実際、および拡大スクリーニングの普及に伴い増加する対象疾患の、臨床症状から検査所見、診断の手順と治療・予後、保護者への説明のポイントまで、簡潔にわかりやすく解説。Ｔｏｐｉｃや臨床で役立つ豆知識、疾患の理解を助けるコラムなど、３０個のｍｅｍｏも収載。
目次
第１章 タンデムマス・スクリーニングの概要（新生児スクリーニングの概要；タンデムマス法の実際）
第２章 診断と治療（異常発見から確定診断へ；治療）
第３章 タンデムマスで見つかる疾患（アミノ酸代謝異常症；有機酸代謝異常症；脂肪酸代謝異常症）
著者等紹介
山口清次［ヤマグチセイジ］
島根大学医学部小児科学教授。１９７５年岐阜大学医学部卒業後、岐阜大学小児科（折居忠夫教授）、徳島大学酵素研（勝沼信彦教授）、信州大学医学部生化学（橋本隆教授）、米国エール大学遺伝研（Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ Ｋ．Ｔａｎａｋａ＆Ｐ．Ｒｉｎａｌｄｏ）などでの研修を経て、１９９３年より現職。日本マス・スクリーニング学会理事長、日本小児科学会代議員、日本先天代謝異常学会理事、日本医用マススペクトル学会理事、日本ＳＩＤＳ・乳幼児突然死予防学会理事など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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