小児救急医療の現状と展望

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787813817
  • NDC分類 498
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 小児救急医療の地域格差、小児医療の不採算性、小児科医不足・勤務状況など小児救急に影響する様々な因子を各種データを用いて検討。今後の解決策を示唆する書。    

《目次》
序 文
序章 小児救急においてどのような問題が生じているのか?
A 小児救急問題とは
B 小児救急問題はいつから発生したのか?
C わが国の小児医療水準
D 現在の小児救急に対する保護者の考え方
E なぜ一部の病院の救急外来に患者が集中するのか?
F なぜ救急診療において保護者が小児科医による質の高い医療を求めるようになったのか?
G 小児救急問題の対応の遅れ
第1章 わが国の小児救急の現状
A 小児救急患者の実態
  小児救急受診頻度/休日・夜間急患センターの患者数/
  病院における小児救急患者の割合/小児と成人救急患者の割合/
  重症度/子どもの救急受診経験
B わが国の救急医療体制
  救急医療体制/初期救急の現状/二次救急の現状/三次救急の現状
第2章 小児救急問題発生の背景
A 問題発生の背景
B 医療サイドの問題
C 受診者サイドの問題
D 行政サイドの問題
第3章 小児救急問題の主因は何か?
A 小児救急の問題点
B 小児医療の不採算性
C 小児科医不足
第4章 病院経営と小児科
A 小児医療費の分析の必要性 23
B 病院経営の現状 23
  病院経営と小児科/病院経営/病院における診療科別原価計算/
  診療科別の収益
第5章 小児の入院医療費の分析
A 小児入院患者の特性
  人口構成/入院受療率/平均入院日数/入院時の状況(重症度)/
  おもな入院疾患
B 小児の入院医療費
  分析に使用した資料/年間入院医療費/入院1件当たりの医療費/
  1日当たりの入院医療費
C 入院医療費の内訳
D おもな診療項目別の分析
  検査/画像診断/投薬/注射
E 医療費の推移
  入院年間受診日数/年間医療費/入院1件当たりの医療費/
  入院1日当たりの医療費
F 小児の入院医療費の現状と展望
第6章 小児の外来医療費の分析
A 小児の外来患者の特性
  外来受療率/外来,入院の割合/紹介率/
  救急受診患者数および受診頻度/おもな外来疾患
B 外来医療費
  年間外来受診日数/年間医療費/外来受診1回当たりの医療費/
  外来医療費の内訳/1日当たりの診療費の内訳/おもな診療費項目別の分析
C 外来医療費の推移
  年間外来受診日数/年間医療費/受診1回当たりの外来医療費
D 小児の外来医療費の現状と展望
第7章 小児科医師数の分析
A 小児科医師数や小児科標榜施設数の分析の必要性
B 医師数
  医師数の統計分類方法について/診療科別医師数/
  小児科,内科の診療担当人口の比較/女性医師の割合/
  医師の平均年齢/医師数の国際比較6/小児科医師数の年次推移
C 施設数
  小児科標榜施設数/小児科標榜施設数の推移/
  小児科を設置している病院の開設者/病床の規模別にみた小児科設置割合
D 二次医療圏別にみた医師数,施設数
  医師数/医療機関数
E 小児科医師数の現状と展望
第8章 小児救急医療と地域格差
A 地域格差 76
B 初期救急医療体制 76
  整備状況/休日・夜間急患センターの稼動状況/
  二次救急医療体制の整備状況
C 小児救急整備・未整備二次医療圏 78
第9章 小児科医の勤務の現状
A 小児科医勤務状況 82
B 小児救急医療の現状 82
  小児科当直実施の現状/初期,二次,三次救急医療の対応状況/
  小児科医師数/内科,外科との当直回数の比較/
  小児科当直と他科との勤務内容の比較/救急患者数
C 小児医療を取り巻く環境
 小児医療環境について以前との比較/小児科の抱えている問題点/
 小児科運営上必要と思われる事項
D 小児科勤務の現状と展望 88
第10章 小児の初期救急診療担当医について
A 小児救急の初療担当者は誰が行うのがよいのか
B 小児科医の小児救急に対する考え方
  子どもの救急診療従事/子どもの初期救急診療は誰が行うべきか/
  内科医に子どもの救急診療が可能か
C 内科医の小児救急に対する考え方
  子ども診療の有無/子どもの診療時の不安の有無/
  子どもの救急診療従事の有無/
  子どもの初期救急診療は誰が行うべきか/
  現在以上に子どもの診療が可能か
第11章 救急病院における小児救急の現状
A 救急病院と小児救急
B 子どもの救急診療の実施状況
C 子どもの救急診療の対象者
D 稼働状況
E 主たる診療医
F 救急病院における小児救急の現状と展望
第12章 保護者の望む小児救急医療体制
A 受診者の望む小児救急医療体制の充実とは
B 子どもの救急受診の経験
  受診経験の有無/症状/受診先
C かかりつけ医の有無
D 受診時に医師から説明してもらいたい点
E 小児救急システムにおいて重要とされる点
F テレビ電話などを使った専門医による救急アドバイスシステムについて
G 小児救急に対する保護者の考え方
第13章 母親の病気に対する理解度
A 母親の病気の理解度
B 保護者の病気に対する理解
  病気についての授業の有無とその理解度/
  育児に際して,病気についての新たな学習の有無/
  医師の病状説明が理解できなかった経験の有無/
  おもな感染症に対する理解度と罹患率
C 病気に対する保護者の理解に関する小児科医の見方
  病状説明時に保護者が理解していないと感じた経験/
  保護者が理解しづらい内容/子どもの看護についての理解度/
  疾病や身体の仕組みについての学校での健康教育効果/
  今後の健康教育の改善方法
第14章 医学部学生の小児科に対する考え方
A 小児科医不足と医学部学生
B 医師を目指した理由
C 学生の今後の進路
  卒業後の進路決定の有無/最終的な勤務形態
D 小児科選択の可能性
E 小児科の現状についての認識
F 小児科医不足の解消のための方策
G 医学部学生の考え方よりみた小児科増員対策
第15章 小児救急と女性医師の労働環境
A 小児救急と女性医師
B 就業状況
C 育児の現状
D 育児と仕事を両立するための課題
  育児と仕事の両立で問題になること/整備すべき育児環境
E 休職後の再研修プログラム
F 小児科選択理由と今後の小児科入局増員対策
  小児科医選択の理由/小児科医選択について/
  女子医学生への小児科入局増員対策
G 女性医師の労働環境整備
第16章 現在までの取り組み
A わが国の救急医療体制
B 厚生労働省の考える救急医療体系図
C 小児救急医療充実に対する国の方針
D 小児救急医療支援事業
E 小児救急医療拠点病院事業
F 小児初期救急医療特別加算事業
G 各地域での取り組み
  熊本方式/北九州市立八幡病院方式/盛岡方式/
  徳島赤十字病院方式
第17章 解決へ向けて
A 小児救急医療体制の充実に向けて
  基本的な考え方/救急体制について/充実のためのその他の課題
B IT技術を用いた小児救急支援ネットワークシステム 139
  次善策としての小児救急支援ネットワークシステム/
  小児救急支援ネットワークシステムの目的/
  小児救急支援ネットワークシステムの内容/
  指導センターの設置場所/過誤発生時の責任所在/
  本システムに対する関係者の考え方/実際の運用例/
  米国ハワイにおける遠隔診療