まちがいなく片頭痛を診断する術

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  • サイズ A5判/ページ数 28p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787813763
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3047

内容説明

本書では、片頭痛の診断と治療の概要を示すだけでなく、実際の医療現場で片頭痛と混同されやすい頭痛の具体例をあげ、そのような場合の診断上のアプローチ法について言及した。

目次

第1章 頭痛の分類と診断基準(2003年改訂版)(大分類;片頭痛の分類;片頭痛の診断基準(トリプタン対象病型のみ))
第2章 片頭痛の診断(片頭痛にみられる一般所見;診断のアプローチと心構え)
第3章 片頭痛の治療(片頭痛治療の基礎知識;抑制的治療の実際;各種トリプタンの剤型と特徴 ほか)
第4章 他の頭痛と誤診されやすい片頭痛
第5章 片頭痛と誤診されやすい他の頭痛

著者等紹介

寺本純[テラモトジュン]
昭和25年生まれ。昭和50年名古屋大学医学部卒。名古屋大学第一内科。国立武蔵療養所神経センター(現国立精神・神経センター)、奈良県立医科大学神経内科、名鉄病院神経内科部長を経て、平成8年4月名古屋駅前に寺本神経内科クリニックを開設、院長。学術業績約700篇中、頭痛に関する国内学会発表、論文、講演などの業績は約300篇にのぼる。医学博士。日本頭痛学会評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

《内容》 はじめに
 トリプタンが臨床使用されるようになって片頭痛の治療成績が著しく向上したことは言うまでもない.現在わが国では,最近発売になったマクサルト(リザトリプタン)を含め,すでに発売になっているイミグラン(スマトリプタン),ゾーミッグ(ゾルミトリプタン),レルパックス(エレトリプタン)を合わせると4種類になり,西欧なみに薬剤選択ができるようになってきた.
 また,1987年に提唱され,翌年から長く用いられてきた頭痛の国際分類も,2003年のローマでの国際頭痛学会にて改訂され,新たなものになった.
 診断,治療の両面で新たな対応が要求されるようになってきた.しかし一方,現在わが国での臨床現場をみていると,必ずしもこれらの新たな動きに対して満足な対応がとられているとはいえないのが現状である.
 わが国では,頭痛を神経内科ではcommon diseaseと位置づけており,脳神経外科では『危険のない頭痛』といった位置づけで取り扱われているのが一般的である.この事実は頭痛専門家からみると,頭痛に対する一般神経内科医,脳神経外科医の意識がとうてい高いとはいえないことを示す根幹的な問題を表現している『用語』といえよう.
 それらも理由の一つであろうが,頭痛の診療は一般内科を含めて安易に考えられがちである.しかし決してそうではない.実際に頭痛診療を施行すればわかることであるが,専門医としての知識・技量が要求される.もしそれを満たしていなければ,患者が増加・定着しないという結果によって証明されるからである.
 本書では,片頭痛の診断と治療の概要を示すだけでなく,実際の医療現場で片頭痛と混同されやすい頭痛の具体例をあげ,そのような場合の診断上のアプローチ法について言及した.今後,頭痛診療技術の習得に興味ある医師にとって寄与するものと期待している.
2003年11月    

《目次》
はじめに
第I章 頭痛の分類と診断基準(2003年改訂版)
 A 大分類
 B 片頭痛の分類
 C 片頭痛の診断基準(トリプタン対象病型のみ)
第II章 片頭痛の診断
 A 片頭痛にみられる一般所見
 B 診断のアプローチと心構え
第III章 片頭痛の治療
 A 片頭痛治療の基礎知識
 B 抑制的治療の実際
 C 各種トリプタンの剤型と特徴
 D トリプタン使用の際の注意点
 E 予防的治療に用いる薬剤
 F 予防薬の選択順
 G 治療全般の留意点
第IV章 他の頭痛と誤診されやすい片頭痛
 A 症例1 40歳代後半 女性
 付 混合型頭痛
第V章 片頭痛と誤診されやすい他の頭痛
 A 症例2 30歳代前半 男性
 B 症例3 50歳代後半 男性
文献/著者紹介
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