出版社内容情報
《内容》 皮膚科研修に際して知っておくべきこと,診療の参考になること等々を,経験豊富な専門医が詳細に伝授するパイロットボート.新卒医師の戸惑いと不安を解消する画期的教科書. 《目次》 まえがき 執筆者一覧 第1章 これから皮膚科専門医になる人へ A 21世紀は皮膚科の時代だ― general medical scienceとしての皮膚科学 B 皮膚科学の歴史 C 人間関係のストレス対処法 D 皮膚科学の楽しさを知る 第2章 皮膚科研修のときに役立つ基礎知識 A 皮膚科の教科書,雑誌 B 医療文書の書き方,読み方 C 皮膚科での特殊検査の仕方 D 皮膚科医に必要な全身管理 E 皮疹の診方,記載の仕方 F 皮膚生検の方法,組織の扱い方 G ステロイド外用薬の使い方 H 抗菌薬の使い方 I 抗ヒスタミン薬,抗アレルギー薬の使い方 J 抗真菌薬の使い方 K 液体窒素凍結療法のコツ L HIV感染症と皮膚科医の役割 M 知っておかねばならない小児,成人,老人の特殊性 N アトピービジネスと戦うために O 医療保険制度と保険診療の基礎知識 第3章 より質の高い皮膚科医をめざして A 皮膚病理が読める皮膚科医であるために B 全身管理ができる皮膚科医であるために C 手術ができる皮膚科医であるために D レーザー治療が行える皮膚科医であるために 第4章 コンピュータを使いこなす A スライドの作り方 B telemedicine,e-mail活用法 第5章 世界一流の研究をめざして――活躍している若手皮膚科医からのメッセージ A 天疱瘡の研究 B 遺伝子治療の研究 C 乾癬の研究 D 免疫の研究 E 皮膚免疫電顕の研究 F リンパ腫の研究 G 膠原病の研究 第6章 資格を取る A 皮膚科専門医 B 学位 第7章 学会活動 A 国内,国外の皮膚科関連学会 B 学会発表のコツ 第8章 論文を書く A なぜ論文を書くべきなのか B 文献検索の方法とEndNoteの使い方 C 英文の皮膚科関連雑誌とインパクトファクター 第9章 留学をする A アメリカの場合 B イギリスの場合 C ドイツの場合 D フランスの場合 E 英会話に強くなるコツ 第10章 女性医師として活躍するために A 学位を取る B 一流の研究をする C 基幹病院の皮膚科部長として活躍する D 教授をめざす E 開業医として地域に貢献する Column one-point advice 患者さんが一番のテキストブック 医学総合雑誌を読むこともお忘れなく 光線過敏性の検査 皮膚生検組織の扱い方 一生followしなさい 整理整頓について 足白癬治療のコツ よい皮膚科医とは 治験を真面目にしっかりやろう 処置と手術の境界は麻酔の有無 よき指導医とめぐりあうこと 手術は経験することが大切 多様なレパートリーをもつこと レーザーポインターの上手な使い方 気道熱傷と気管挿管 はじめての英文雑誌への投稿 コンピュータはMacかWindowsか 大切な耳学問 コンピュータリテラシーとインターネット(INET) current topics ウイルス性疣贅の自然消退 抗HIV療法に伴うlipodystrophy 最近のレーザー治療 CTCLの腫瘍細胞がTh2であることと腫瘍免疫の関わりは? Microchimerismと膠原病研究 フルテキストを無料で minimum essence コンピュータ画像の画質 強皮症研究会議のホームページ 粉瘤の取り方 coffee break White fibrous papulosis of the neck 皮膚科医ハイそれまでよー 私の失敗談――“かいけんき”って何だ? カルテの思い出 “ER(緊急救命室)” けがの功名 細かい記憶は器械に任せよう 新病院での皮膚科立ち上げについて 幕の内弁当 made in Japan おとうさんのいぼ 天寿を全うしたネズミ 皮膚科医の至福 “人に話しを聞いてもらうのはむずかしい” 私のみたフランスのバカンス ランプ Windy通信 女性医師として得した話 from cover to cover 遺伝と環境 推理小説のすすめ 索 引 和文索引 欧文索引
目次
第1章 これから皮膚科専門医になる人へ
第2章 皮膚科研修のときに役立つ基礎知識
第3章 より質の高い皮膚科医をめざして
第4章 コンピュータを使いこなす
第5章 世界一流の研究をめざして―活躍している若手皮膚科医からのメッセージ
第6章 資格を取る
第7章 学会活動
第8章 論文を書く
第9章 留学をする
第10章 女性医師として活躍するために
著者等紹介
清水宏[シミズヒロシ]
北海道大学大学院医学研究科皮膚粘膜病学教授。同医学部皮膚科教授(併任)
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