内容説明
本書は、研修医の実地医療に資することを念頭に、また内科医だけでなく外科系の医師にも、腎機能検査を正しく評価し、病態を解決し、適切な治療へと進むための道標となるべく企画されたもの。具体的には、腎生理を機能検査に照準を合わせて解説し、各腎機能検査の意義付け・方法・測定値のよみ方を整理し、より具体的に理解できるよう実例・症例を提示した。
目次
１ 腎機能生理
２ 腎機能検査（尿検査；血液検査；腎機能検査）
３ 病態による腎機能検査の選択（２４時間蓄尿の重要性；腎前性腎不全と腎性腎不全の鑑別；薬剤性急性腎不全；慢性腎不全の病期分類と腎機能評価 ほか）
