内容説明
エンジニアの父と教育ママの母、環境問題に危機意識をもつ高校生の娘、その弟の勉強ぎらいの中学生、この4人家族が『奪われし未来』に触発されて家族の会話が始まる。環境汚染の実情を点検して、循環型のゴミゼロ社会への出口を見出すまでの過程を描く。
目次
はじめに 「家族の会話」で出口をさがそう
序章 『奪われし未来』をめぐって
第1章 環境ホルモンってなに
第2章 ダイオキシンってなに
第3章 環境ホルモン報道
第4章 学校と家庭での環境ホルモン
第5章 欧米の対策、日本の対策
終章 わたしたちに何ができるか
現地報告 所沢ダイオキシン問題とわたしの家族