感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pinoo
8
読みづらかったが映画よりも奥崎さんの思考を追えて迫力があった。ニューギニアからの数少ない帰還者である奥崎さんの戦後の活動を頭おかしいと思うのは簡単だが主張をよく聞いてたらむしろ、戦争中の仲間が次々に餓死し人が人の肉を食う地獄や狂気を無かったことにも誤魔化すこともできずに生涯考え抜き行動するという、精神的な強靭さを感じた。本書は読みづらかったが映画『ゆきゆきて進軍』はある戦争経験者たちの激烈な語りとして分かりやすく編集されているのだな2017/03/15
よしー
0
『ゆきゆきて「神軍」』のその後を知りたくて読んでみた。2014/08/14