写真が語るアイヌの近代―「見せる」「見られる」のはざま

個数:

写真が語るアイヌの近代―「見せる」「見られる」のはざま

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2026年10月07日 05時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787724090
  • NDC分類 211
  • Cコード C1021

出版社内容情報

噴火湾沿岸に生きた人びとの、「切り取られた」写真を歴史につなぎ直す

「日本人」であることを強制される一方、ときに「伝統的なアイヌ」であることも求められ、差別のまなざしを向けられた人びとは、どのように時代を生きたのか。
明治時代以降、観光みやげとして製作された「アイヌ風俗写真」に写されたもの、そして意図的に写されなかったものに意識を向け、細やかな資料の分析から近代アイヌの実態を描き出す。

内容説明

噴火湾沿岸に生きた人びとの、「切り取られた」写真を歴史につなぎ直す。「日本人」であることを強制される一方、ときに「伝統的なアイヌ」であることも求められ、差別のまなざしを向けられた人びとは、どのように生きたのか。明治時代以降、観光みやげとして流通した「アイヌ風俗写真」に写されたもの、写されなかったものの分析を通して実態を描き出す。

目次

プロローグ 写された側の歴史へ
第1章 最古級の写真群 一九世紀後半(最古級の写真;撮影地を絞りこむ ほか)
第2章 写されなかった村 「異民族性」による選別と終わりない人種差別(資料の空白;天皇奉迎への参加の「説諭」 ほか)
第3章 切り取られ、再現された「固有の風俗」 一九〇〇年代(ピリカ会発行『アイヌ風俗写真ヱハカキ』;ピリカ会と弁開凧次郎 ほか)
第4章 「見せる」と「見られる」のはざま 一九一〇年代の三度の熊送り(熊狩りと熊送り;「陋習」とみなされた熊送り ほか)
第5章 押し寄せる旅行者と観光地化をめぐる葛藤 一九二〇~四〇年代(長万部につくられた展示施設「ヱカシケンル」;「アイヌ部落」を目指す和人旅行者と観光業の萌芽 ほか)
エピローグ 終わることのない「アイヌ史」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

12
写真は、その字のとおりに「真」を「写」しとるものだろうか? 歴史記録は、実際に起こった事実をそのままに語っているのだろうか。どっちも答えは「否」に決まっているが、いま残されているものからしか過去をたどることはできない。読み解き、聴き取ろうとする努力を続けること。我々にできるのはそれだけだ。2026/04/26

ドラマチックガス

12
かつて売られていたアイヌの絵葉書を読み解くことで、その当時のアイヌの実情を明らかにしていく。後の「観光アイヌ」にも連なる、「いかに(和人が見たがる)アイヌを見せるか」という問題。このサブタイトルは秀逸だと思う。ウポポイで「現在のアイヌをどのように見せるか」というテーマにまで連なっていく。最近読んだ本の「差別は常にする側の問題」という言葉が強く思い出された。読みやすいし、当然ながら写真も豊富だし、考えさせられる良書。2025/09/02

アヴィ

2
歴史上最古のものとされるアイヌ2名と、武士が 写った写真が紹介され、そこからアイヌと和人の歴史が多くの写真と共に語られる。アイヌ差別の問題はアンタッチャブルな部分があり、とても難しいのだが、こうしたヴィジュアルによる資料によって知ることも大切かもしれない。2025/09/10

takao

1
ふむ2026/03/14

林芳

0
写真からアイヌ史を振り返る。失われた文化を知り、再生していく媒体として写真が取り上げられている。文化は保存されても生活は存在しない。世界中そのような文化は多いことだろう。やはりそれは正直なところ悲しい気持ちにさせる。アニメなどを見ても江戸文化を知るに近いような感覚がある。それではいけないのだろうけれど。2026/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22551668
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品