包括的性教育をはじめる前に読む本―社会を変える性教育

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包括的性教育をはじめる前に読む本―社会を変える性教育

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787724021
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

2023年度から全国の学校で「生命(いのち)の安全教育」が本格的にスタートしました。
これは文部科学省が、「子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、全国の学校において」推進する、「性教育」です。一方、世界に目を転じると、2009年、ユネスコが中心になって作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」が発表されました。これは、性教育についての新たなとらえ方とその具体的な実践の在り方を提示したもので、「包括的性教育」の進め方を記したものとして、いまや性教育の国際的指針となっています。
さて、本書のタイトルにもなっている「包括的性教育」とは、何でしょうか。それは、これまでの身体や生殖の仕組みだけを教える「性教育」でなく、人間関係、性の多様性、ジェンダー平等、幸福など幅広いテーマを含む教育のことです。文科省が推進する「生命(いのち)の安全教育」は、いわば包括的性教育の一部分といえるでしょう。
男女共同参画および人権政策を進める上で、今後は「包括的性教育」が学校現場で主流になってくると考えられます。けれども、いきなり明日から「包括的性教育」をやってくださいと言われても、その背景、教育理念がわかっていなければ、ただマニュアルをなぞるだけの授業になってしまいます。
本書は、タイトル通り「包括的性教育」をはじめる前に、教師や保護者が知っておきたいことを簡潔にまとめたものです。小中学校での「包括的性教育」の実践例も掲載しており、理念と実践を同時に学べる本となっています。
教育関係者だけでなく、教師を目指す学生、ジェンダー平等社会の実現を願う人たちに、ぜひとも読んでほしい一冊です。

目次

序章 包括的性教育のとらえ方
第1章 性教育の変遷
第2章 なぜ日本の学校現場から性教育が消えてしまったのか
第3章 包括的性教育の特徴
第4章 包括的性教育へのチャレンジ―学校が誰にとっても安心・安全な場所であるために
第5章 包括的性教育とジェンダー規範
第6章 性教育を受ける権利
第7章 包括的性教育の実践に向けて
終章 抵抗としての包括的性教育

著者等紹介

池田賢市[イケダケンイチ]
1962年東京都足立区生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得中退後、盛岡大学および中央学院大学での講師・助教授を経て、中央大学(文学部教育学専攻)教授。博士(教育学)。大学では、教育制度学、教育行政学などを担当。専門は、フランスにおける移民の子どもへの教育政策および障害児教育制度改革の検討。共生や人権をキータームとして研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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marua

1
性教育は人権教育。大切な人を守り自分も守るためのもの、という視点を学べたことはよかった。それにしても偉い人ほど性教育=いかがわしいものと捉えてるのは、人を支配するための手段として性を使ってきた人たちだからなんだろう。これも有史以来連綿と続いてきた歴史でもあるんだろうから、変えていくのは並大抵のものではないんだろうな。現場で奮闘している先生たちの努力が報われますように。2024/08/25

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