出版社内容情報
南北アメリカ大陸の中間を意味するメソアメリカでは、紀元前1800年頃から16世紀頃まで、マヤやアステカなどの文明が興った。多彩な農耕、精緻な文字や暦、神殿ピラミッド、石彫芸術、そして都市や王朝を創り、盛んに交流した世界を「豊かな多様性」をキーワードにひもとく。
内容説明
南北アメリカ大陸の中間を意味するメソアメリカでは、紀元前1800年頃から16世紀頃まで、マヤやアステカなどの文明が興った。多彩な農耕、精緻な文字や暦、神殿ピラミッド、石彫芸術、そして都市や王朝を創り、盛んに交流した世界を「豊かな多様性」をキーワードにひもとく。
目次
メソアメリカ文明とは
メソアメリカの多様な自然環境
「新しい」大陸にやってきた人たち
奇跡の作物、トウモロコシの誕生
土器の製作と定住化への歩み
公共建造物を造る
最初の都市ができるまで
石に刻まれた世界観と事績
洗練された文字体系と暦
にぎわう国際都市
都市間の攻防
混迷の時代から生まれた新興勢力
アステカ王国の誕生
神々と生きたメソアメリカの人々
モノ・情報・人をつないだ地域間交流
各地の王や貴族たち
人々の日常生活
美しい外見と中身の追求
現在進行形の生きている文化
メソアメリカ考古学研究と日本人
発掘・修復保存・博物館活動
著者等紹介
市川彰[イチカワアキラ]
1979年、茨城県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(歴史学)。名古屋大学高等研究院特任助教、コロラド大学ボルダー校研究員などをへて、2023年2月より金沢大学古代文明・文化資源学研究所准教授。青年海外協力隊員としてエルサルバドルに派遣され、その後、チャルチュアパ遺跡、ヌエバ・エスペランサ遺跡、サン・アンドレス遺跡で発掘調査をおこなった。2022年からメキシコのオアハカ州にあるリオ・ビエホ遺跡の発掘調査を国際共同チームの一員としておこなっている。専攻:メソアメリカ考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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