出版社内容情報
避難を強いられた人、留まることを強いられた人、
自主的に避難した人、留まることを選んだ人、
帰還した人、避難先での生活を続ける人--。
福島原発事故から十二年。
人びとに流れた時間はどのようなものだったのか。
人びとはどのような〈いま〉を生きているのか。
十七人が語る、十二年後の福島の物語。
《福島の人びとは、どのような思いで原発事故後の世界を生きてきたのだろうか。ここに収められた十七通の「福島からの手紙」は、圧倒的なリアリティでそれぞれが経験した原発事故を語っている。あきらめ、憤り、感謝、そして希望。さまざまな想いが交錯する「福島からの手紙」を通して、いま一度、福島原発事故を見つめてみたい。…………編者》
内容説明
避難を強いられた人、留まることを強いられた人、自主的に避難した人、留まることを選んだ人、帰還した人、避難先での生活を続ける人―。福島原発事故から十二年。人びとに流れた時間はどのようなものだったのか。人びとはどのような“いま”を生きているのか。十七人が語る、十二年後の福島の物語。
目次
1 留まる以外の選択肢はほとんどなかった
2 「福島の子どもたちを守ろう」を合言葉に
3 「チェルノブイリ法日本版」を実現したい
4 「ノーモア・フクシマ」、原発大事故を二度と起こしてはならない
5 七人の孫たちへ
6 息子と囲んだテーブルはご先祖様からの贈り物だった
7 十二年経っても癒えない思い
8 励まし合いながらここまで来た
9 最高裁6・17不当判決は、必ず克服しなければならない
10 夢があった
11 母の遺言
12 思い出のある津島・昼曽根の家
13 かあちゃん、あんちゃんに会えましたか
14 つらかったことより楽しかったことを思い出す
15 いまの世代ができる精いっぱい
16 ノーモア・フクシマ、ふるさと津島に届け。
17 二つめのカレンダー
著者等紹介
関礼子[セキレイコ]
立教大学社会学部教授。専門は環境社会学、地域環境論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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