出版社内容情報
7世紀後半から9世紀にかけて、律令国家は、蝦夷の激しい抵抗を受けながらも東北支配を拡大していった。それを支えたのが国府・多賀城の後背地、福島県相馬地方の鉄生産である。大量の武器・農耕具・仏具を供給するために推進された東北の古代製鉄の全貌を明らかにする。
内容説明
七世紀後半から九世紀にかけ、律令国家は蝦夷の激しい抵抗を受けながらも、東北支配を拡大していった。それを支えたのが国府多賀城の後背地、福島県相馬地方の鉄生産である。大量の武器・農耕具・仏具を供給するために推進された古代製鉄の全貌を明らかにする。
目次
第1章 真金吹く郷
第2章 木炭窯を掘る
第3章 製鉄炉を掘る
第4章 製鉄経営の解明
第5章 律令国家の対蝦夷政策
第6章 その後の製鉄遺跡
著者等紹介
飯村均[イイムラヒトシ]
1960年生まれ。学習院大学法学部政治学科卒業。元(公財)福島県文化振興財団福島県文化センター副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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