学校で育むアナキズム

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学校で育むアナキズム

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787722119
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

新自由主義の猛威によって、わたしたちは「従属・服従」することに慣れてしまい、あろうことか、そのことを「自由」だと思い込むようになっています。支配されることに快感さえ覚えるようになっているのかもしれません。こうした錯覚は、学校現場で特に顕著です。新自由主義の下、学校では「管理」「秩序」が重んじられ、それがまるで教育を受ける権利を保障する条件のようにイメージされています。その結果、強固な学校権力が確立され、その支配の下では「考えない」ことがいいこととされてしまうのです。
こうした現状に対して、「何かおかしい」「声を上げなければ」と感じる人たちの輪も、じわじわ広がってきているように思います。それは、ブラック校則への反発であったり、部活の体罰問題への告発であったり、という形で表面化しているのではないでしょうか。
私たちは、常に同じ状態でいることはありません。さまざまな関係性の中で、少しずつ変化しています。一方で、「個を確立すること」が近代社会の基本とされており、学校はこの近代的「個人」を養成する場として位置づけられています。この相反する状態が、子どもたちと学校の間に齟齬を生じさせるのです。その一つが「不登校」なのでしょう。
「子どもに任せる」。これがアナキズムと教育を結びつける核心部分です。大切なのは相互に信頼し合うこと。そのために、日頃から「おしゃべり」をして、「縦の命令系統」ではなく、「横のつながり」を作っていく必要があります。静かな教室や職員室からは何も生み出されないからです。
学校教育がアナキズムの視点でどのように変わりうるのか、考えていきます。

内容説明

「子どもに任せる」。これがアナキズムと教育を結びつける核心部分である。相互に信頼し合うために日頃から「おしゃべり」をして、「縦の命令系統」ではなく、「横のつながり」をつくる。静かな職員室や教室からは何も生み出されない。

目次

序章
第1章 国家観・社会観
第2章 人間観・個人観
第3章 学校の秩序形成作用
第4章 アナキズムによる学校再生
終章 解放とアナキズム

著者等紹介

池田賢市[イケダケンイチ]
1962年東京都足立区生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得中退後、盛岡大学および中央学院大学での講師・助教授を経て、中央大学(文学部教育学専攻)教授。博士(教育学)。大学では、教育制度学・教育行政学などを担当。専門は、フランスにおける移民の子どもへの教育政策および障害児教育制度改革の検討。1993~94年、フランスの国立教育研究所(INRP、在パリ)に籍を置き、学校訪問などをしながら移民の子どもへの教育保障のあり方について調査・研究。共生や人権をキータームとして研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よきし

9
非常に良書。前半の国家、社会、個人を問う前提のところから非常に意欲的に近代が作り上げた虚像を解体していき、規範と分断の中から真なる個人が立ち現れるというフィクションを否定した上で、学校という制度がどのように子どもを管理し、飼い慣らす装置となっているのかを明快に描き出していく。その上で、相互交渉の中で立ち現れてくる社会がもつ可能性を提示しながら、学校を脱競争化、脱監視化し、大人が操作しやすい子どもではない、自律的な存在として学校という場を通じて変っていける可能性を提示している。2023/07/10

かんがく

8
ここ1年ほど、アナキズム本をたくさん読んで権力に対して批判的なアナキズムの思想に共感する一方で、自分の日々行っている教育活動の権力性に対して葛藤を抱えていたが、この本を読んで少し気持ちが楽になった。2023/06/25

チェアー

7
子どもを放置すべきだ、とするアナキズムの教育論が、本当に実践的にそれでいいのか、現場で働く人々はそれで対応しやすくなるのかは、私には疑問だ。だが、疑問の理由を突き詰めていくと、現場から考えてしまうからではないかという点に突き当たる。それはこれからも考えていかなければならないなと思った。 2023/08/25

あーちゃん

1
現在の子供たちをとりまく拘束を俯瞰にみて アナーキーの必要性を説く 現状を大きく変えることは難しいけれど非営利組織であるからこそ学校にはできないことができそう。 勉強になった。2023/05/23

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