内容説明
人間、一生のあいだに1度や2度は、ケタはずれの良いことがあったりするものですね。ここでご紹介するのは、そんなラッキーストーリー。ぜひぜひ、英語で楽しんでください!
目次
ぞろぞろ
ぞろぞろ・オチのあとさき
ぬけ雀
ぬけ雀・オチのあとさき
落語と観客・賛
著者等紹介
もりたはじめ[モリタハジメ]
森田一。コピーライターはじめ文章に関する仕事でキャリア約50年
はやかわひろただ[ハヤカワヒロタダ]
早川博唯。現役時代はグラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍し、傘寿に手が届くこの頃は、描きたいものを描く自分自身の絵画に没頭。昭和15年生まれ
マッカーシー,ラルフ[マッカーシー,ラルフ] [McCarthy,Ralph]
日本の小説などの英訳を、何十年も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口
22
市立図書館の「おたのしみ袋」の中の一冊。落語の絵本(英訳付き)。「ぞろぞろ」と「ぬけ雀」の2題とそれぞれの解説。ぬけ雀の解説でオチのネタ(“籠描き”と“駕籠かき”を掛けたオチ)が浄瑠璃の「二つ蝶々曲輪日記」から生まれた話で、遊女が駕籠に乗ると、その駕籠かきが生き別れた父親だった、という部分がオチの源流だったらしい(この浄瑠璃の本があれば、読んでみたい)。その話は勉強になったが、本編に関しては、少し物足りない。やっぱり落語は聞くもんやなぁ。(英訳箇所も興味はあるが、英語が解らん)2021/01/11
やま
9
落語の絵本。二つのお話が収録されていて、気楽に読めて楽しめます。英語も併記してありますが、そちらは見なかったことに・・・2020/02/19
hassy★
3
「ぞろぞろ」と「ぬけ雀」が英訳と共に簡単な解説付きで紹介されています。味のあるイラストにひかれて読みました。2021/03/15
kaz
1
「おとなも楽しめる絵巻」とあるが、英文が付けてあることを除けば、内容は完全に子ども向け。絵もオーソドックスな噺の印象とはちょっと違うような気がする。もう少しイメージを膨らませるような絵の方が嬉しい。 2020/07/04