冒険考古学失われた世界への時間旅行 - 13歳からの考古学

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冒険考古学失われた世界への時間旅行 - 13歳からの考古学

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  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787719188
  • NDC分類 K210
  • Cコード C0021

出版社内容情報

考古ボーイの13歳・加藤隼人は、ふとしたきっかけから、失われた世界へと旅する手段を知る。
最初の旅では旧石器人のマークと出会い、超ワイルドな原始生活を体験する。なんとか無事に現代に戻ってきた隼人は、遺跡発掘のチャンスを得て、ますます考古学の魅力に引き込まれていく。
次の縄文時代へのタイムトラベルでは、さらなる試練がハヤトを待ち受けているが……。
本書は、最前線に立つ考古学研究者が書いた物語です。旧石器人、縄文人の暮らしは、単なるファンタジーでなく、考古学的知識に基づき、科学的根拠のある描写となっています。
隼人の冒険を通して、きっと考古学のスリルと楽しさに出合えることでしょう。

目次
おもな登場人物
プロローグ
第1章 白い鹿 【4万年前】
第2章 東京郊外 【現代】
第3章 青い実 【1万年前】
第4章 多摩蘭坂 【現代】
第5章 赤い魚 【5000年前】
第6章 栃原岩陰 【現代】
第7章 失われた翼 【3000年前】
第8章 神津島 【現代】
エピローグ
過去の時空を旅して―この本を読んでくださったみなさんへ
読書案内

出版社からのコメント
著者の堤隆さんは、シリーズ「遺跡を学ぶ」でもおなじみの考古学者です。発掘調査はもちろんのこと、博物館館長として、次世代を担う子どもたちに、考古学の楽しさを伝える活動もしています。
本書は、古代にタイムトラベルできるようになった、13歳の考古ボーイ・隼人くんが、旧石器人、縄文人と触れ合うことで、考古学の魅力に取りつかれていく様子が、イキイキと描かれた冒険小説です。
古代の人々が何を食べていたのか、どんな生活をしていのか、隼人くんを通して、いっしょに疑似体験ができます。

著者紹介
堤 隆(ツツミ・タカシ)
1962年長野県佐久市生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。
現在、長野県御代田町浅間縄文ミュージアム主任学芸員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表、明治大学黒耀石研究センター研究員。
第13回藤森栄一賞(1992年)、第16回岩宿文化賞(2007年)受賞。
専門 旧石器考古学、奈良・平安時代の考古学
主な著書 シリーズ「遺跡を学ぶ」009『氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡』、同089『狩猟採集民のコスモロジー・神子柴遺跡』、同別冊02『旧石器時代ガイドブック』(新泉社)、『列島の考古学 旧石器時代』(河出書房新社)、『黒曜石3万年の旅』(NHKブックス)、『遠き狩人たちの八ヶ岳』(ほおずき書籍)ほか。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

88
13歳の加藤隼人が旧石器時代・縄文時代と現代を行き来し、考古学をリアルに感じさせる物語。著者は最前線の考古学研究者であり、「未来ある10代に向けた考古学の物語を書きたい」と「私たちはどこからきたのか私たちはなにものか私たちはどこへいくのか」ボストン美術館にあるポール・ゴーギャンの絵のタイトルを頭に浮かべながら書いた。巻末に旧石器時代・縄文時代の読書案内も載せている。日本全国でこれだけ遺跡が発掘されているとは知らなかった。「13歳からの考古学」シリーズはまだ2冊だけだが、いずれも知的好奇心を刺激する良書。2021/03/06

☆よいこ

49
13歳の少年がスマホ片手にタイムトラベルして原始人と暮らす。[白い鹿(マーク)]4万年前。マンモス狩り、黒曜石採集[青い実(クリ)]1万年前。幼い兄弟、飢餓、落盤[赤い魚]5000年前。土器作り[失われた翼(シツビ)]3000年前。儀式、許容、土偶。過去と現代を行き来して、ハヤトも成長する。▽ポール・ゴーギャン『D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?』(私たちはどこからきたのか、私たちはなにものか、私たちはどこへいくのか)▽読書案内つき2020/03/01

tamami

47
長野県は浅間山の麓にある浅間縄文ミュージアム館長による、中高生向きの考古学への誘いの書。タイムマシンによって旧石器・縄文時代と現代の遺跡発掘現場を行き来することになった少年が、次第に考古学徒として成長していく姿を描く。それぞれの時代を点描する中に、神津島産の黒曜石の移送ルートや縄文家屋の屋根の材料、福井県水月湖の年縞など、最新?の研究成果がさり気なく盛られ、また考古学徒の就職先など、現場の研究者の本音や筆者も見知った地名も出てきて興味を引かれる。当時の言葉や生活の実際など、主人公の現地再訪を期待したい。2021/03/14

コーデ21

24
先日受講した市民講座「縄文」の講師さんおススメの一冊。<タイムトラベルで縄文時代を体験する少年の冒険譚> 児童書ではあるものの、浅間縄文ミュージアム館長である考古学者さんの手による作品のため最新の考古学的知見も豊富ですし、我々日本人の血に流れる縄文遺伝子に響く(笑)楽しさでした(^^♪ 著者による『遺跡に学ぶ』シリーズ、読んでみたくなりました‼2023/12/06

やま

13
中学生が旧石器時代や縄文時代にタイムスリップをして、その時代を体験するとともに、現代では遺跡発掘を行ったりしながら、多くの人とかかわり、考古学者に目覚めていきます。ちょっと涙するシーンもあり、こういった考古学入門書もありかなと思います。せっかく大学で考古学を学んでも、その道に進まない人が増えている現状にも驚きました。考古ファンとしては楽しい1冊でした。信州の考古学者は小説を書くことが好きなのでしょうかね。2019/10/08

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