真実を語れ、そのまったき複雑性において―スチュアート・ホールの思考

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真実を語れ、そのまったき複雑性において―スチュアート・ホールの思考

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  • サイズ A5判/ページ数 362p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787719102
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C1010

内容説明

カルチュラル・スタディーズの理論家、スチュアート・ホール。ジャマイカで生まれ、イギリスに渡ってメディアや現代文化の批判的研究に貢献し、反人種差別をめぐる社会運動や黒人アーティストたちの表現活動にも影響を与えた。民衆が生きる状況の具体的な複雑さについて考え、理解し、それを語ること。ホールのもとで学んだ著者が分断の時代に問う、「ポピュリズム」に対峙する知的技能の可能性。

目次

真実を語れ、そのまったき複雑性において
1 パブリック・インテレクチュアルの肖像(ジャマイカン・ボーイの彷徨;Over Hall―ジェームス・プロクター『スチュアート・ホール』によせて;いまだホールの「教え」に至らず)
2 スチュアート・ホールの理論的実践(文化と文化を研究することの政治学―スチュアート・ホールの問題設定;文化政治における分節化―「奪用」し「言葉を発する」こと;人種化された国民、国民化された人種;カルチュラル・スタディーズの終わり)
3 カルチュラル・スタディーズの終わりとはじまり(素描・カルチュラル・スタディーズの増殖について;権力、イデオロギー、リアリティの理論化―批判理論の日本における不幸な歴史の書き換えに向けて;「カップの底のお茶っ葉」―階級の言説性(discursivity)について
文化に気をつけろ!―ネオリペ社会で文化を考える五つの方法
レイシズム再考)
そのただ中で、しかしその一部ではなく(In but not of)

著者等紹介

小笠原博毅[オガサワラヒロキ]
1968年生。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部博士課程修了。社会学Ph.D。スポーツやメディアにおける人種差別を主な研究テーマに据え、カルチュラル・スタディーズの視座から近代思想や現代文化を論じている。近年は、東京オリンピックや大阪万博の開催に一貫して異議を申し立て、批判を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。