睡蓮―長屋のり子詩集

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睡蓮―長屋のり子詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787718860
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

詩人・山尾三省の妹による追憶の歌。

目次

1(睡蓮;緑の石 ほか)
2(栗;カナリア ほか)
3(洗面器の水になった夢は;七段目の階段 ほか)
4(池田郁子の弟ヒロシの考察 by B・B phone;SAMUSA ほか)
5(帰郷(1)
帰郷(2)―神田淡路町 ほか)
6 叙事詩(モーツアルトを聴くと;魂の原郷 屋久島にて)

著者等紹介

長屋のり子[ナガヤノリコ]
1940年、東京都神田淡路町に生まれる。1962年、学業を終える。手芸誌編集長を経てノンフィクションライター。兄は詩人の山尾三省(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

詩人・山尾三省の妹による追憶の歌。家族の時間、日々の情景をみずみずしい筆致で描いた著者の代表作を、増補新版として復刊。もうすぐ死んでしまう兄が、
火を焚いてくれている。
この世での兄弟の最後の愛の証のように一心に
火を焚いてくれている。
――本書より

「詩は愛しい死者達との融通無碍の通路になった」。詩人・山尾三省の妹による追憶の歌。
家族の時間、日々の情景をみずみずしい筆致で描いた著者の代表作を、増補新版として復刊。
花崎皋平(哲学者)、嵩文彦(詩人)、宮内勝典(作家)の解説を付す。(発行=野草社)
「宮沢賢治の「永訣の朝」は、死にゆく妹への慟哭であった。そして、この『睡蓮』に鳴りひびいているのは、死にゆく兄への慟哭である」(解説・宮内勝典「おなり神の歌」より)。

I
睡蓮
緑の石
ラスコーリニコフ 
十三月 
雲の接吻 
海 
蜥蜴 
エメラルド色のそよ風族 
さあ 火を焚こう 
繭 
憧憬の蝶 
蝶 

II
栗 
カナリア 
母の幽霊 
母の死 
応答せよ 
ブルース・ハープ 
五右衛門風呂 
あーんしてごらん 

III
洗面器の水になった夢は 
七段目の階段 
カイルの四角形 
赤い馬 
幸福銀行 

IV
池田郁子の弟ヒロシの考察 by B・B phone 
SAMUSA 
上に堕ちる夢 
歯ブラシを失くして 
ごっこ汁 
ハラホロハラヒレとその時 百合子ちゃんは云った 
日本国憲法第九条は雨に咲く白い薔薇 

V
帰郷(I)
帰郷(II)  ――神田淡路町―― 
春氷柱 光の指

VI 叙事詩
モーツアルトを聴くと
魂の原郷 屋久島にて



長屋のり子詩集『睡蓮』を愉しむ 花崎皋平
長屋のり子さんへの手紙 嵩 文彦
おなり神の歌 宮内勝典



ぽえとりくす舎版へのあとがき
野草社版へのあとがき
青鳩が石狩湾の薄い青色の海水を啜る日に

長屋 のり子[ナガヤ ノリコ]
著・文・その他