シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> 紀国造家の実像をさぐる 岩橋千塚古墳群

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シリーズ「遺跡を学ぶ」
紀国造家の実像をさぐる 岩橋千塚古墳群

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787718365
  • NDC分類 216.6
  • Cコード C1021

出版社内容情報

和歌山市街から遠く淡路島まで見渡せる紀の川左岸の山上には、約850基もの古墳からなる全国最大級の群集墳、岩橋(いわせ)千塚がある。紀国造家(きこくぞうけ)の首長墓を中心に展開するこの巨大群集墳の構造を解明し、紀の川下流域南岸に勢力を保ち、独特な古墳を築いた集団を追究する。

第1章 二つの紀氏
1 紀伊国に勢力を張る氏族、紀氏
2 岩橋山塊の大古墳群

第2章 岩橋千塚の調査
1 調査のはじまり
2 岩橋千塚総合調査
3 井辺八幡山古墳の調査

第3章 独特な埴輪の出土
1 大日山三五号墳の調査の開始
2 ぞくぞくとみつかる日本初例の形象埴輪

第4章 紀直がつくった岩橋千塚古墳群
1 古墳群の再踏査
2 浮かび上がる四つの古墳群
3 紀直の築いた岩橋千塚古墳群
4 岩橋前山A地区は渡来系集団の墓域か
5 大伴連の築いた井辺前山古墳群
6 寺内総綱寺谷にあった古墳群

第5章 紀直から紀国造家へ
1 紀直と周辺氏族の動向
2 紀直を支えた集落と水路群
3 古墳群からみた紀国造体制

第6章 その後の紀国造家
1 日前宮と幻の古代寺院
2 今もつづく特別史跡の整備

丹野 拓[タンノ タク]
著・文・その他

米田 文孝[ヨネダ フミタカ]
著・文・その他

内容説明

和歌山市街から遠く淡路島まで見渡せる紀の川左岸の山上には、約八五〇基もの古墳からなる全国最大級の群集墳、岩橋(いわせ)千塚がある。紀国造家(きこくぞうけ)の首長墓を中心に展開するこの巨大群集墳の構造を解明し、紀の川下流域南岸に勢力を保ち、独特な古墳を築いた集団を追究する。

目次

第1章 二つの紀氏
第2章 岩橋千塚の調査
第3章 独特な埴輪の出土
第4章 紀直がつくった岩橋千塚古墳群
第5章 紀直から紀国造家へ
第6章 その後の紀国造家

著者等紹介

丹野拓[タンノタク]
1973年、大阪府生まれ。立命館大学、関西大学大学院、奈良県立橿原考古学研究所、和歌山県教育委員会、和歌山県立紀伊風土記の丘を経て、和歌山県文化財センター埋蔵文化財課課長。元関西大学非常勤講師。博士(文学)

米田文孝[ヨネダフミタカ]
1953年、大阪府生まれ。関西大学大学院、日本学術振興会特別研究員等を経て、関西大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月をみるもの

12
次に和歌山に行くチャンスがあったなら、この岩橋千塚古墳群をまわるのに一週間は欲しい。「千」というのは、いわゆる「たくさん」という意味ではなく、実際にそれだけの数の古墳があるのだ! そして「双脚輪状冠帽」(https://kofunkan.pref.kumamoto.jp/info/pic/sokyakurinjomon2015.pdf )や石室の構造が示す九州との深い関係。紀氏は半島との間に強いパイプを持っていたことが知られており、途中にある九州とのつながりは、むしろ当然だろう。2020/07/15

月をみるもの

9
来年こそは行くはずなので、再度の復習。羽ばたく鷹も、両面宿儺(?)も石棚・石梁の石室も、きっと待っていてくれるであろう。2021/12/12

うしうし

6
玄室と羨道の間に玄室前道を設け、石棚・石梁をもつ独特な「岩橋型横穴式石室」、翼を広げた鳥形埴輪など、印象に残る遺構・遺物が紹介された和歌山市岩橋千塚古墳群。色々と学ぶことが多いが、最も印象に残ったのは、「双脚輪状冠帽」を装着した大日山35号墳の人物埴輪。「双脚輪状文形埴輪」が冠帽であることを証明した貴重な事例である。関東地方にもタイプの異なる双脚輪状冠帽を被る人物埴輪が存在することや九州の装飾古墳の文様にも当該遺物が描かれていることを初めて知った。2019/07/03

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