内容説明
戦後経済発展のもとで、破壊され消滅した遺跡、守り保存された遺跡の貴重な記録。戦後70年、これまで遺跡がたどってきた歴史を検証し、文化遺産のこれからを考える。
目次
1 文化財保存の現状と課題
2 保存運動の歴史と展望(文化財保護法の成立と月の輪古墳;戦後復興とイタスケ古墳;高度経済成長と平城宮跡;住民運動の高揚と池上曽根遺跡;文化財訴訟と伊場遺跡;高速交通網の整備と裏山遺跡;新しい市民運動と田和山遺跡;文化的景観と世界遺産;大震災後の文化財救援活動と災害遺構の保存;戦後七〇年と戦争遺跡)
3 文化財保存全国協議会の歩み(文化財保存全国協議会の結成;文化財保存全国協議会の活動記録)
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