内容説明
こころの病って、いったい何?家族関係や文化がこころの病を生む?こころの医者は、どんな治療をするの?それで結局、役に立つの、立たないの?
目次
精神科医という仕事
精神科医は何をしてきたのか?
こころの病気への偏見
何が精神病なのか?
こころの病気は存在しない?
家族関係がこころの病気を生む?
文化がこころの病気を生む?
精神分析は役に立つのか?
薬こそがこころの病気をなおす?
精神鑑定は正しいのか?
精神医療の抱える問題
精神科医の日々の治療
こころの病気にかかわる職種
精神科医は何の役に立たないのか、何の役に立ってはいけないのか
われ精神を治療す、ゆえにわれ精神科医なり
著者等紹介
ルモアンヌ,パトリック[ルモアンヌ,パトリック] [Lemoine,Patrick]
1950年生まれ。精神科医、脳神経科学者。専門は睡眠障害(不眠症)。リヨン第一大学にて臨床教育にたずさわる一方で著作家としても活躍し、薬のプラシーボ効果、不眠症、不安障害などについて多数の著書がある
渡邊拓也[ワタナベタクヤ]
フランス国立社会科学高等研究院(パリ)修了、Ph.D。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、京都大学文学博士。現在、大谷大学文学部社会学科講師。専門領域は社会病理学、社会史、地域社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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