シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> 北近畿の弥生王墓・大風呂南墳墓

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シリーズ「遺跡を学ぶ」
北近畿の弥生王墓・大風呂南墳墓

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787715388
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1021

内容説明

丹後半島の付け根、日本三景の一つ天橋立をのぞむ丘陵上の弥生墳墓から、全国的に珍しいライトブルーの輝きを放つガラスの腕輪が出土した。鉄製武器も副葬し大陸とのかかわりがうかがえる“王墓”から、弥生時代の北近畿に生まれいづる「クニ」の姿を探究する。

目次

第1章 蒼きガラスの腕輪(天橋立を見下ろす丘陵;ライトブルーのガラス釧)
第2章 北近畿の「王」の墓(大風呂南墳墓の発掘;華やかな副葬品;被葬者をさぐる)
第3章 王墓への道―弥生中期(丘陵上の墳墓;集落のなかの墳墓;日本海側に広がる方形貼石墓)
第4章 王墓の展開―弥生後期(弥生王墓の誕生;三者三様の墳墓;発展する墳墓;最後の弥生王墓)
第5章 東アジアのなかの北近畿(中国の歴史書が語る倭のクニグニと北近畿;大和王権誕生後の北近畿)

著者等紹介

肥後弘幸[ヒゴヒロユキ]
1962年大阪府生まれ。大阪市立大学法学部卒業。1985年京都府教育委員会採用、(財)京都府埋蔵文化財調査研究センター、京都府教育庁文化財保護課、京都府立山城郷土資料館に勤務。現在、公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター総務課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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月をみるもの

10
なんかいろんな地方の墳墓のことを学べば学ぶほど、弥生末期と古墳時代の境目は曖昧になってくる気がする。ガラスの腕輪は、いつどこで誰がつくり、どうやってこの地にたどりついたのだろうか。2020/07/13

遊動する旧石器人

2
2016年3月第1刷。大風呂南墳墓を一つの題材とし、北近畿の弥生墳墓・王墓の歴史を紐解く1冊。本書では主に弥生中期からの北近畿の墳墓が述べられる。『大風呂南墳墓』という書名だが、北近畿の弥生墳墓の歴史を学ぶには良書。個人的に着目した点は、「墓壙内破砕土器供献」という祭祀儀礼である。これはかなり気になる儀礼で、各地の弥生墳墓における器物の破砕供献・副葬とも関連してくる気がする。2016/07/03

うしうし

2
日本で4遺跡からしか出土していないというガラス製釧(その中でもライトブルーで最も美しい)、13点の銅釧、ガラス製勾玉や緑色凝灰岩製管玉でつくられた首飾り、鉄製武器類や漁労具(ヤス)などが副葬された大風呂南墳墓の紹介をはじめとして、北近畿地方代表的な弥生時代中期から後期の墳墓を系統的に記述。大風呂南墳墓や赤坂南墳墓に至る「王墓」形成までの道のりを追う。「墓コウ内破砕土器供献」という北近畿独自の儀礼や巨大な方形貼石墓(寺岡遺跡・日吉ヶ丘遺跡)なども紹介する。2016/07/02

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