内容説明
七世紀に天皇の宮が継続して営まれた飛鳥。のどかな田園風景の下にはタイムカプセルのように、宮殿の遺構が保存されている。斉明朝から天武・持統朝の宮殿遺構の解明によって、天皇と群臣の関係をみなおし律令体制を確立しようとした姿をみる。
目次
第1章 飛鳥宮の発掘
第2章 飛鳥岡本宮・飛鳥板蓋宮
第3章 後飛鳥岡本宮
第4章 飛鳥浄御原宮
第5章 文献史料からみた飛鳥宮
第6章 飛鳥から藤原へ
著者等紹介
鶴見泰寿[ツルミヤストシ]
1969年、名古屋市生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程前期課程史学地理学専攻日本史専門修了。現在、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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