原点としての水俣病

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原点としての水俣病

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  • サイズ B6判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787714015
  • NDC分類 519
  • Cコード C1336

出版社内容情報

公害との闘いに生きた環境学者・宇井純は、新聞・雑誌から市民運動のミニコミまで、さまざまな媒体に膨大な量の原稿を書き、精力的に発信を続けた。その足跡と思想の全体像をまとめ、現代そして将来にわたって、私たちが直面する種々

内容説明

一技術者として水俣病の発生に衝撃を受け、原因究明と患者救済運動に奔走。公害を生んだ思想への問いとして、東大自主講座「公害原論」を主宰する。立身出世には役立たない、生きるためにほんとうに必要な学問を求めて―。

目次

1 水俣からの問い(水俣病の三〇年;一技術者の悔恨;東京でのいら立ち ほか)
2 自主講座「公害原論」(自主講座「公害原論」開講のことば;「自主講座通信」発刊にあたって;公開自主講座「公害原論」の生い立ち ほか)
3 生きるための学問(現場の目 ここも地獄;公害の学際的研究;科学は信仰であってよいか ほか)

著者等紹介

宇井純[ウイジュン]
1932年6月25日、東京に生まれる。1956年、東京大学工学部応用化学科卒業。日本ゼオン株式会社に入社。1960年、東京大学大学院応用化学修士課程入学。工場勤務時代に水銀を扱っていた経験から、1959年に水俣病の水銀原因説を聞いて強い衝撃を受け、以後一貫して水俣病の原因究明と被害者支援活動に力を注ぐ。1965年、東京大学工学部都市工学科助手。1970年から1985年まで、同大学で自主講座「公害原論」を主宰。1986年、沖縄大学法経学部教授。2003年、同大学名誉教授。2006年11月11日、逝去

藤林泰[フジバヤシヤスシ]
1948年、山口県生まれ。目下の関心は、重なり合いながら地域を支える多様なコミュニティの形成史。立教大学共生社会研究センターに保管されている「宇井純公害問題資料コレクション」は貴重な手がかりとなる

宮内泰介[ミヤウチタイスケ]
1961年、愛媛県生まれ。自主講座「反公害輸出通報センター」元メンバー。現在、北海道大学にて環境社会学の研究・教育にたずさわる

友澤悠季[トモザワユウキ]
1980年、神奈川県生まれ。主な関心は、戦後日本における公害・環境思想史の再構成。2006年5月、病院で初めて宇井さんにお会いし、日本の公害研究史の捉え方について示唆をいただいた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

8
公害を通して、日本の企業・行政・教育の在り方の問題点を指摘している本です。環境問題は政治経済やアカデミズムと不可分であり、個別に分析することはナンセンスだということを分かりやすく説明しています。日本人に染みついている差別意識への言及は、特に重いです。日本社会に根付く様々な問題は「人権思想が育っていないこと」と結びついており、この点においては日本は中世と変わらないと言えます。 2014/11/02

Hiroki Nishizumi

4
文章が平易で読みやすく、また内容も理解しやすい。公害問題もさることながら物事の考え方、取り組み方について有用な内容が多く、今後も何度も読み返したい。銀行型学習では通用しないことをこの時点で言っていた訳だ。また数式や術語で武装することの無意味さも。2018/09/30

coolflat

4
公害事件には共通な四つの段階がある。第一段階は、事件が発生して社会的に騒ぎになるところ。第二は、被害者や科学者の協力で原因なり害の発生源がつきとめられるところ。第三は、それに反対する動きが、一見公正な第三者の顔を装って出てくるところ。この時に出る反論は、質はともかく量が多いほど効果がある。最後の段階で、正論と反論が衝突して中和される。うやむやになったところで公害は世の中から忘れ去られてゆく、という具合だ。公害問題の真の解決は、公害発生に至る過程の責任が徹底して追及される事によってしか果たされないのである。2014/09/21

tu-ta

2
戦後研のテキストということで借りて読んだ。平易な言葉で書かれているところが好き。同時代に社会運動の場にいたのに、残念ながらぼくは宇井さんと接触する機会がなかったので、直接的な印象はない。やはり巨人だったのだと感じたりするのだが、たぶん、宇井さんはその形容は好きじゃないだろう。そう、常に等身大の、差別された側からの視線を失わないスタンス。そして、強い。68~69年、東大に在籍しながら欧州に行っていたことのひけめなどみじんも感じさせず、その運動が生み出す難解な言葉を批判する。読書メモありURLはコメント欄2015/01/24

Hiroki Nishizumi

2
宇井さんの名前は知っていても著書読んだことがなかった。読みやすい文章で、それでいて深い内容も含まれており良かった。水俣病とそれを取り巻く状況がよく整理されて参考になった。被害者と加害者についてよくよく考えたい。なぜ被害者は被害者となったのか、なぜ加害者は開き直れるのか。それにしても水俣で起こったこと、そしてその周辺の状況は、ある意味現在のイチエフと寸分変わりないのではないかな…2014/08/14

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