内容説明
18人の在宅介護体験談から、妻に重くのしかかる負担と心の葛藤を少しでもやわらげ、家族や社会とうまくつながる手がかりを紹介する。
目次
1 夫の介護(夫が突然倒れて寝たきりに;回復を信じて続けるリハビリテーション;問題行動に振り回される日々;もう在宅での介護は限界;一五年間の在宅介護;したくても踏み切れない在宅介護)
2 義理の父母の介護(仲良しだった義母の暴言;義理の両親を同時に介護;義父母の介護がきっかけで離婚;けがと病気に見舞われつづけた義母の介護;義父とふたりで乗り越えた義母の介護;特養を断りデイサービスで介護をやり通す)
3 実の父母の介護(おまえに面倒みてほしい;暴言、暴力を繰り返す母;義理の父母と実の父母の四人を介護)
4 社会とつながる(制度の利用へつなげる;介護士になったフィリピン人妻;母のために介護施設をつくった女性)
著者等紹介
中村和仁[ナカムラカズヒト]
1959年熊本県生まれ。ITメーカー、広告代理店、出版社などを経てフリーのライターとして活動中。現在、認知症の母親を在宅介護しながら、執筆活動をおこなっている。主に住宅系、環境系、ライフスタイル系の編集・執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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