目次
縄文衝動
鹿を捕る
セーノコという新しい神話
モーニンググローリィ
棉の実
山ん川の湧水
薪採り
冬至の日の畑から
里イモというカミ
雨水節〔ほか〕
著者等紹介
山尾三省[ヤマオサンセイ]
1938年、東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。67年、「部族」と称する対抗文化コミューン運動を起こす。73~74年、インド・ネパールの聖地を一年間巡礼。75年、東京・西荻窪のほびっと村の創立に参加し、無農薬野菜の販売を手がける。77年、家族とともに屋久島の一湊白川山に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続ける。2001年8月28日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すずめ
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屋久島での自給自足的な生活を描いたエッセイ。あーやっぱり家族単位でこういうとこには住まないとなぁと思った。仕事したくなくなる一冊。毎日遊べるおもちゃがいっぱいあるような暮らしに思える。実際は年を取れば大変だから、年をとってこういう生活をしている人の苦労を知りたい。2012/08/20
okatake
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屋久島に移住し、その土地に根をおろし生活を続けた詩人のアウトドアエッセイ。 究極のアウトドアとは。外国から入ってきたアウトドアとは異なり、カミである土、水、空気。。。とともにあること。 高価で機能的な服や器材を整えて山歩きをすることではないことを伝えてくれています。 目の前にある自然に目を向けて、そこで一緒に生活を営む。与え、与えられた自然との関わり合い。 気負いのない生活に魅力を感じます。2019/06/20