出版社内容情報
インドの旅はダラムサラで終わり、国境を超えてネパールに入る。スワヤンブナートに居を定め、ヒマラヤを見ながら半年を暮らす。神を求め、自己を見つめた詩人の旅は、屋久島の森に住み、アニミズムという希望を語った、山尾三省の詩と思想の原点である。
目次
ダラムサラ
パタン
スワヤンブナート
ポカラ
ルンビニ
スワヤンブナート
著者等紹介
山尾三省[ヤマオサンセイ]
1938年、東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。67年、「部族」と称する対抗文化コミューン運動を起こす。73~74年、インド・ネパールの聖地を一年間巡礼。75年、東京・西荻窪のほびっと村の創立に参加し、無農薬野菜の販売を手がける。77年、家族とともに屋久島の一湊白川山に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続ける。2001年8月28日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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