内容説明
都市と地方の格差、農村の疲弊、郊外化、商店街の衰退、まちおこし…。最上に生きる舞踊家・森と東京の編集者・入澤が、最上8市町村の隅々をめぐりながら、地域社会と日本社会が抱える問題を見つめ、その処方箋を考える。
目次
新庄市―新庄駅
新庄市―国道一三号線に架かる歩道橋の上
新庄市―歩道橋脇の二階建てビル
金山町―金山スギと金山大工
金山町―金山町役場
金山町―国道一三号線沿いのアカマツ林とブナ林
金山町―小蝉
金山町―春木
真室川町―ワーコム農業研究所
真室川町―ほ場整備の田んぼ〔ほか〕
著者等紹介
入澤美時[イリサワヨシトキ]
編集者。1947年、埼玉県児玉郡神川町に生まれる。1966年、“東京都立新宿高等学校”卒業。1967年、“株式会社美術出版社”入社。1980年、同退社。1982年、“入澤企画制作事務所”を設立し、現在に至る。『渓流フィッシング』(山と溪谷社)、『ヘッドウォーター』『陶磁郎』(ともに双葉社)などを創刊し、現在、『つくる陶磁郎』(双葉社)の編集長。釣りややきものの世界だけでなく、文学、思想、歴史、美術、工芸、建築、デザイン、写真、生態、地誌、食、旅…と、さまざまな分野の書籍、雑誌を手がける
森繁哉[モリシゲヤ]
東北芸術工科大学教授。身体芸術論、東北文化論専攻。1947年、山形県最上郡大蔵村に生まれる。1968年、大蔵村の行政に関わる。大蔵村を拠点に、舞踊・芸術活動を展開する。1991年、大蔵村柳渕地区に“すすき野シアター”開設。1999年、“里山ダンス事務所”結成。2000年、“東北芸術工科大学”に教員として関わる。2001年、柳渕地区に“南山村芸術学校”開設。2007年、“東北芸術工科大学こども芸術大学”副校長に就任。大蔵村を芸術活動の拠点として、さまざまな土地のダンスを創作する。また、民俗学の研究者として、基層文化の継承に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 自殺12章