内容説明
発掘でわかった、江戸の危機管理。地下に眠る、上下水道・トイレ・火事・地震・御台場などの痕跡から、江戸の生活基盤と災害・脅威を探訪する。江戸文化歴史検定に役立つ知識満載。
目次
1 上水探訪(一〇〇万人都市・江戸;江戸の上水網;神田上水;玉川上水;江戸の井戸)
2 下水・トイレ探訪(大下水と小下水;江戸のトイレ)
3 火事・地震探訪(火災都市・江戸;火事と考古学;目黒行人坂の大火;江戸の防火対策と火消;遺跡に残る災害の爪痕;江戸の地鎮祭)
4 江戸の終わり探訪(江戸湾の防衛ライン;内海御台場の築造;江戸のはじまりと未来;江戸から東京へ)
著者等紹介
追川吉生[オイカワヨシオ]
1971年東京生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。明治大学考古学博物館を経て、東京大学大学院人文社会系研究科助手。明治大学文学部兼任講師。日本考古学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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