出版社内容情報
人間の性を認め、その快楽を許す異端の女子修道院で繰りひろげられる淫らな礼拝。大修院長ジュスティーヌは聖女か淫蕩の魔女か
内容説明
神聖母修道女会に調査に行った修道士が三人とも戻らない。真相を確かめるべく修道女会を訪れた聴罪聴聞僧バルと見習い修道士アンドレの前に現れた大修院長ジュスティーヌの秘密とは何か?人間の性を認めその快楽を許す教義と、峻厳な禁欲を強いる教義との対決の果てに、白日のもとにさらされた人間の姿とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
18
西洋の歴史を読むと異端に対する憎悪が何故各も強いのか疑問に感じていましたので、表題作は面白かったです。2024/10/02
一五
3
ミステリだと思って読み。この帯がついてたら読まなかったかも2019/06/01
水戸
1
3本の読み切り。浅ましく純粋で、だからこそ美しい人間の弱さとか、もろさとか、そういうものが剥き出しになっている、官能的な物語たちでした。2017/06/02
黒蜜
0
面白かったです。つまりは快楽は正義ってことですか。嘘ですけど。2014/08/06
アレ
0
ルイとティティーヌ可愛いなぁ。舛添の解説がすげぇ無粋。2009/12/26